岐阜県には中山道の宿場町の一つ「馬篭宿」があります。江戸から京までを結んだ中山道の宿場町で馬篭宿は43番目にあたります。木曽路の最南端に位置しており今でも宿場時代の雰囲気がそのまま残る貴重な宿です。全長600mの石畳の坂道に沿って格子造りの家が軒が連なります。昔ながらの町並みを楽しみながら歩いて行くと馬篭がふるさとである小説家の藤崎藤村の記念館があります。ここには藤崎藤村の作品など約6千点が所蔵されています。教科書にも載るほど有名な人なので馬篭に行ったときには藤村の生涯を詳しく知るチャンスだと思って立ち寄ってみてください。一休みの時に食べたいのが五平餅。馬篭の名物にもなっている丸い五平餅には醤油ベースにくるみ、ピーナッツ、ごまなどをすりつぶしたタレで美味しいですよ。
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